プレスリリース
ピクスタ株式会社
写真・イラスト・動画素材の投稿型販売サイト「PIXTA」
2015年は家族からビジネスへ!「女性」イメージも変化
写真が教える人気の「地方」「食」「美」、2016年は何が来る!?
〜 “写真素材”から読み解く2015年と2016年のトレンドを発表〜
2015年は家族からビジネスへ!「女性」イメージも変化
写真が教える人気の「地方」「食」「美」、2016年は何が来る!?
〜 “写真素材”から読み解く2015年と2016年のトレンドを発表〜
写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」( https://pixta.jp )を運営するピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介)は、本日、2015年に最も売れた写真素材の上位10点を発表いたしました。ランキング結果と共に、販売傾向から時代や世相を読み解き、2015年と2016年のトレンドも合わせて発表いたします。(調査期間:2015年1月1日から2015年11月20日)
■2015年トピックス〜今年の5つの象徴〜
◎ 最も売れた写真トップ10〜上位を「ビジネス」素材が独占〜
◎「女性」イメージの変化〜家庭から仕事へ〜
◎ 写真で分かる人気都道府県〜急上昇TOP3は石川県、富山県、佐賀県〜
◎ 2015年の食の主役は「肉」と「ドーナツ」!ブランド化する「果物」にも注目
◎ 美のトレンドは女性から男性へシフト
■2016年のトレンドを先読み!
◎「北海道」、「シニア」、「建築リノベーション」
■最も売れた写真素材トップ10 〜上位を「ビジネス」素材が独占〜
PIXTAで2015年に購入された回数が最も多かった写真素材トップ10は下記の通りです。
(調査期間:2015年1月1日から2015年11月20日/写真素材のダウンロード回数ランキング)
2012年以降、上位を占めていた「家族」イメージはわずか3点。「家族」「女性」「ビジネス」は時代に左右されにくいビッグワード(常に検索され求められる素材検索ワード)ですが、「ビジネス」が購入数1位となるのも、トップ10のうち7点を占めるのも初めてです。
背景には、今年4月末に日経平均株価が15年ぶりに2万円を突破し、企業の業績の回復や各業界の成長、そして人手不足などの影響から、広告などにかける費用の上昇が考えられます。また、商談・成功イメージ、顧客サポートイメージなどは、典型的な企業のポジティブイメージとして広く活用されやすい素材です。
また、ビジネスに関連して、急上昇している業界は「物流」業界です。人手不足もありますが、ECサイトの”配送競争“を背景に需要が増加していると考えられ、物流イメージの写真素材購入数が前年比1.73倍に増加しました。
■女性イメージの変化〜家庭から仕事へ〜
ビジネス素材が上位を独占する中でも注目は「女性」です。「女性」で購入された素材を2014年と2015年で比較してみると、家庭的なイメージから、「働く女性」へと購入素材が変化していることがわかりました。
2014年の「女性」というワードで購入された素材は美容や、ポートレート、家族ジャンルの素材が上位を占めていたのに対し、2015年はビジネスジャンルイメージの女性が上位を占めています。
2013年に「女性が輝く日本」として女性の活躍による経済成長政策が打ち出されて以降、「働く女性」のイメージニーズは上昇し続けていましたが、今年ついに“家庭の中の女性”イメージを超える結果となりました。
イメージ写真のニーズが増えるということは、それだけ「働く女性」のイメージが世の中に定着したと考えられます。
■写真で分かる人気都道府県〜急上昇TOP3は石川県、富山県、佐賀県〜
地方創生への取り組みや、訪日外国人の増加を背景に「地方」が注目され、「地方」キーワードで購入された素材は前年比2.37倍に増加しました。購入数では、1位東京都、2位北海道、3位神奈川県の順でしたが、購入数の前年比増加数では、1位石川県、2位富山県、3位佐賀県という結果になりました。特に1位の石川県は前年比2.08倍、2位の富山県も1.93倍に上昇しており、これは、北陸新幹線開通の影響と考えられます。3位の佐賀県も、映画ロケをきっかけにタイなどからの旅行客を伸ばしていること、昨年から首都圏の空港からの増便などの影響から観光ニーズが高まったと考えられます。
また、観光は「体験型」にシフトしつつあり、「体験」キーワードの素材購入も前年比1.66倍に伸びました。
■2015年の食の主役は「肉」と「ドーナツ」!ブランド化する「果物」にも注目
食では「肉」、特に「和牛」キーワードでの素材購入が、前年比1.38倍に増加しました。今年はTPPの影響もあり、国産和牛のイメージ需要が上昇したと考えられます。イメージ写真素材では、特に和牛の魅力が伝わりやすい、ステーキや肉のブロックの写真素材が人気でした。また、コンビニのカフェ化が進行した影響からか、「ドーナツ」の写真素材購入数も前年比1.53倍に上昇しています。
一方、注目は「果物」の写真素材需要です。素材購入数は前年比1.76倍に増加しています。国産フルーツが海外でブランド化しており、海外からの注目度が高まっていること、また合わせて「スムージー」イメージ写真の購入数が前年比1.51倍に増加していることから、健康志向の影響も考えられます。こうしたことから、国内外共にフルーツへの注目度が増していることが伺えます。
■美のトレンドは女性から男性へシフト
美容イメージにも、今年は変化が起きています。美容といえば若い女性のイメージが多かったのが、今年はミドル層の女性モデルを起用したイメージが人気傾向に。さらに注目は「メンズエステ」イメージで、前年比1.57倍に増加しています。働く女性の増加に伴いビジネス界でも「スメルマネジメント」や「スメルハラスメント」が注目され、伴って男性がスキンケアに関心を寄せるようになったことが要因と考えられます。
■2016年のトレンドを先読み!
●北海道
北海道は、来日客にも人気で現在も都道府県別の購入数ランキング2位の人気スポット。さらに、2016年3月の北海道新幹線開業が影響し、北海道イメージの素材需要が高まると考えられます。特に、函館は新幹線発着の拠点になることから人気が高まると考えられます。加えて、朝市、蟹など海鮮イメージも注目されそうです。
●アクティブシニア、介護シニア
「介護離職ゼロ」の政策が打ち出され、需要増加中の介護イメージ素材。老々介護や介護職者の待遇向上など、「介護」は社会問題として注目されています。また、こうした背景と健康志向の高まりから、旅行や運動を楽しむなどの「アクティブシニア」イメージの需要も急増しています。
●建築リノベーション
空き家問題、ビルの老朽化などの社会問題と、中古物件のリノベーションに対するイメージの向上で注目の分野です。「建設・建築」のキーワードは2015年も前年比1.5倍に増加中で、この傾向は2016年も加速すると考えられます。
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ピクスタについて
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「個人が生み出すオンリーワン」を支援したいという想いから、2005年8月に創業。 誰もが参加できるフラットな投稿スタイルで、高品質・低価格な写真・イラスト・動画のストック素材をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA」(ピクスタ)を2006年5月に開設しました。
販売価格は写真・イラストは1点540円~、動画は1点2,160円~のサイズ毎の一律価格で提供。
現在、日本国内最大のマイクロストックフォトサイト(低価格ストックフォトサイト)に成長し、「インターネットでフラットな世界をつくる」を理念に掲げ、2013年にシンガポールに子会社を設立し、アジア展開にも注力。2014年には定額制サービスを開始、2015年には東証マザーズに上場し、アジアNo.1のクリエイティブ・プラットフォームを目指しています。
■PIXTA
(日本語版)https://pixta.jp
(英語版)https://www.pixtastock.com
(中国語簡体字版)https://cn.pixtastock.com
(中国語繁体字版)https://tw.pixtastock.com
■ 会社概要
社名:ピクスタ株式会社 (東証マザーズ:3416)
設立:2005年8月25日
資本金:305,879千円(2015年9月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
住所:東京都渋谷区渋谷3-11-11 IVYイーストビル9F
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695
URL:https://pixta.co.jp
事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営
支店:日商匹克斯塔圖庫股份有限公司台湾分公司(英文名:PIXTA INC. TAIWAN BRANCH)
子会社:PIXTA ASIA PTE. LTD.
■ 取材に関するお問い合わせ
ピクスタ株式会社 担当:小林
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695
MAIL:pr@pixta.co.jp